電気錠の耐用年数

◆セキュリティ機器「電気錠」の耐用年数

どんな物でも「寿命」があります。

皆さまの生命・財産を守るという大事な使命があるセキュリティ機器も当然ながら取り付けたら永久に壊れない、メンテナンス(手入れ)が不要、機器(部品)交換が不要というものはありません。

今回はあまり知られていない「電気錠」の耐用年数(取り替え時期)を中心にお伝えいたします。

 

◆「電気錠」の普及

「電気錠」の普及

近年、オフィス・商業施設・一般家庭・マンションなどで電気錠が普及するようになりました。

特に、プライバシーマーク制度・ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)・マイナンバー制度などの重要な情報を管理するための制度ができるたびに、セキュリティ機器の一部として「電気錠」の採用が増えています。

IoTが注目される中、今後ますます我々の身近に普及すると考えられます。

 

◆「電気錠」の耐用年数(取り替え時期)は7年が目安。 
 一般錠は10年が目安

日本には、社会の「安全」に貢献し、ロックメーカー事業の「発展・向上」に寄与するとともに、会員相互の親睦を図ることを目的とした日本ロック工業会があります。

経済産業省は平成21年4月に、経年劣化による製品事故防止のため、長期使用製品安全点検制度を施行しました。しかし、錠はその対象から外れていたため、日本ロック工業会は長期にわたって安全にご使用いただけるように、ユーザーに適切な使用方法・維持管理方法をお知らせし、自主的に製品の耐用年数を定めました。

"出典元:日本ロック工業会(発行物一覧 錠の耐用年数についてのガイドライン 平成24年7月版 -Q&A-7ページ)より

錠は精密部品であり、部品の使用頻度による磨耗・環境変化による劣化(グリス劣化・樹脂劣化)より 10 年以上は確実開閉動作などの操作性の維持と防犯性能の維持が困難と考えられるので、各メーカーと協議の上、日本ロック工業会として一般錠の耐用年数を 10 年と定めた。
過去の実績として、JISやBL基準での繰り返し耐久性の回数が経験値である 10 年間の使用回数を根拠に定められていることを参考とした。

また、電気錠に関しては一般錠の考え方に加え、電子部品や導線の通電時の発熱による酸化・帯磁による経年劣化や一般環境下における絶縁性能の劣化、特性劣化、腐食等が製品に影響を与えることのない年数を基準とし 7 年に設定した。

なお、錠の耐用年数とは、製品の基本性能を保守・点検により維持できる取り替えまでの目安の期間として設定されたものです。

詳細については日本ロック工業会サイトでご確認ください。

 

◆最後に

皆さまの生命・財産を守る機器だからこそ、日頃のお手入れもそうですが耐用年数が来る前に、新しい機器への交換を検討されてはいかがでしょうか?

電気錠・一般錠に関するご質問・ご相談については、当店までお問い合わせください。

2016年12月末作成

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